以前六角橋にお住まいで、現在は他県へ転居。セカンドオピニオンを求めて当院を受診

プライバシー保護のため、内容を一部変えてあります

 

●●様

 

治療方針や治療計画はドクターによって色々な考えがあるので、(そこは金属のほうが良いとか、インプラントが良いとか悪いとか、歯を抜いたあとに何かを入れたほうがいいとか必要ないとか)あくまで私の考えだと理解してください。

1/左上について
左上一番奥の抜歯してしまった奥歯は(写真の☆の場所)、A先生は、インプラントとしていますが、私だったらよほど患者さんから希望がない限り、何もいれません。(ここをそのままにするか何か入れるかは歯科医同士でも議論のあるところです)

 

何か入れるとしたらインプラントでしょうが、左下の一番奥の歯(※)が神経をとってしまってある歯(失活歯といいます)なので、左上にインプラントをいれることで、その歯と咬み合っている左下奥歯が割れてしまう危険性が高まります。

それと、そこに(☆)入れなくても、咀嚼機能(食物を噛む機能)には影響がないのではないかなあ、と思います。もちろんこれは患者さんそれぞれです。そこにインプラントをいれることで、左上奥から二番目の歯の負担を減らすということにもなるかもしれません。

その左上の奥から二番目の歯は見積書でPGA白金加金¥XXXXXになっています。たしかに金属として白金加金は優れていますが、この歯も失活歯ですので将来歯が折れてしまう危険性が心配で、¥XXXXXというお金をかけるのは、私だったらしません。健康保険のかぶせモノにします。それと歯の根っこの先端に炎症らしきものがあるのも心配です。(ただし、この炎症が今活動し始めているのか、治ってきているのかは昨日のレントゲンだけでは分からず、例えば定期的にレントゲンでチェックしていく必要があります。

2/右下について

写真に書いた番号の 「7」は神経がある歯なので、PGAは良い選択だと思います。「6」にインプラントというのも決して悪くはないと思います。ただし右下で考えないといけないのは「5」です。
  〜中略〜
昨日撮影したレントゲンで「5」に金属の土台が入っていることを確認しました。私はこうした場合に土台として金属を選択しないことがほとんどで、カルテにも記載がないので、この金属の土台は他のドクターが入れたものだと思います。

 〜中略〜

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以上を考慮して私が治療計画をたてるなら、あくまで一例としては下のようになります。

(もちろん他にも選択肢はあります)

●左上「7」(☆)は何もいれない。

左上「6」は健康保険の金属をかぶせる。

 

●右下は健康保険のブリッジ
患者さんが「歯の色にちかい色にしたい」という希望があれば、「5」に破折のリスクがあることを●○さんに納得していただいた上で¥ZZZZZです。

あれこれ書きましたが、お分かりいただけたでしょうか?
何か、質問などありましたらご連絡くださいませ。

 

X年Y月Z日 清水歯科院長 清水義央

セカンドオピニオン例1 ●●様