これまでも患者さんからの依頼に応じてご自宅に伺い、簡単な診療を行うことはありましたが、自院の態勢として(自分も覚悟を決めて)きちんと訪問歯科診療を始めたのは、一昨年の冬からでした。
去る7月18日、19日の二日間、私も会員になっている日本歯科心身医学会の学術大会に
出席してきました。いわゆる“学会”というやつです。
以前にも書きましたが、9月に起こした転倒事故および、今思い返すと、それから数日後にコストコで購入したミネラルウォーターを車から卸して運んでいる時に、つまずいて「あわやまた転倒か?!」というふうになった出来事(多分この時に、膝にかなりの負担がかかったと思われる)により私の左膝は完全におかしな状態に陥りました。
数年前、あるテレビ番組で「歯のダメージを防ぐため、少なくとも食後30分以上経ってから歯磨きをしたほうがよい」と放映され、私のクリニックの患者さんからも、校医をしている小学校や幼稚園、保育園でもそれについて質問されたことがあります。
前回の院長ブログから4ヶ月以上経ってしまいました。すみません。
毎日の仕事と技工と勉強と山のような雑用に追われて気がついたら11月。
“医者の不養生”という言葉があります。私の場合、“歯医者の不養生”でした。
治療が必要な虫歯を数年間放置していたことを皆様に白状いたします。
またしても、本の話ですが、できれば今回はもうちょっと自分の臨床にも
関連した話を書きたいと、今は、思って書き始めています。
今週、二冊の本を読みました。
6月に「8020運動」についてのブログを書いたあと、その時に通院されていた患者さんがそれをご覧になっていて、
「なかなかブログの更新も大変でしょう?書くネタ探しもしなきゃいけないし」
とおっしゃったんです。
「清水先生、8020っていうのがあるでしょ?私の歯は今何本ありますか?」
「先生、私は8020を達成できるでしょうかね?」
そんな質問を受けることがあります。
11月後半は、義歯(入れ歯)の、なかなか難しい患者さんが連続し、
毎晩、診療が終わってからどんな設計にすれば患者さんの苦痛を減らし
ご希望にそえるのか頭を抱える日が続きました。